そこから世界を照らす光は見えるかい?(アイ・シャル・ビー・リリースト)/
ホロウ・シカエルボク
見えるところに行く
本当の海のさざめきを見つめながら
その底でとうに化石になっているだろういくつかの貝殻を思う
ぼくはきみになりたかった
ぼくはきみになりたかった
放っておくと際限なく語ろうとしてしまうから
海底で黙って横たわっているだけの
日付すら記されていない死に
太陽が昇り始める、まるで
ザ・バンドのうたみたいじゃないか
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