晩夏/AquArium
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外はあいにくの雨模様
遠くの空が見えなくて
きのうお祈りしたのに、神様
小雨だから許してあげる
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ふと口にしたことばが引っかかって、本当か確かめて笑ってみたけど
突然、宿を取ったと連絡がきたときは、すこし怖さすらあったんだ。
行く先も分からないまま
会えるというカウントダウンを始めてみる。
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わざわざ家まで迎えに来た理由
スーツを着替えたかったこと
ここは現実と夢の分岐点
本当は出張なんかじゃない
どこまでも空は重くて
新調したツバ広帽の出番はない
そんなことも知らずに
あなたはミスチルの鼻歌を歌う
目的地が決まっているという
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