小さな秋の戯れに/朝焼彩茜色
 


戯れが過ぎたのか
名月が遠い 待てない心臓が加速始め

この訪れの麗らかさを

深呼吸トクトク鼓動にはもって上体を反らして

螺旋の儚い軌道を静止飛んでいる

ひたひたの心に 戯れが過ぎたのか
らしさからの剥奪をくらいそうだ

幼くてかまわないのに・・・
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