発熱ブルー/示唆ウゲツ
 
もう覚えていないのかもしれないけど
いつか僕らは勇気を振り絞って
透明なオレンジを踏んだのさ
たぶん僕たちだけは幸せになれるし
それでいて限りなく近づいていた夜空に
顔向けできないことをしたと思い込んでいた
白塗りの壁に あの真ん中あたりに
突きたてたクレジットカードを覚えている
きっと誰もが寝込んでいたのさ

僕ら以外の誰もが
戻る   Point(1)