発熱ブルー/
示唆ウゲツ
もう覚えていないのかもしれないけど
いつか僕らは勇気を振り絞って
透明なオレンジを踏んだのさ
たぶん僕たちだけは幸せになれるし
それでいて限りなく近づいていた夜空に
顔向けできないことをしたと思い込んでいた
白塗りの壁に あの真ん中あたりに
突きたてたクレジットカードを覚えている
きっと誰もが寝込んでいたのさ
僕ら以外の誰もが
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