黄昏の会瀬/
愛心
した
「●●●くん」
もうわすれたと おもっていました
おさななじみのなまえをつぶやくと
しにがみのふるえはとまり
まっすぐにわたしをみつめて
いきをのんだ その せつな
しあわせそうにわらいました
むねをこがすような
たいようがとけだしたような
あつくもえるゆうやけをのこして
しにがみはきえました
かれは きえました
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