現代詩フォーラム ランダム道中千人斬り 其の五拾六〜其の七拾五/熊髭b
 
独創的な名前、いつも気になっていましたが、読むのは初めてです。いやいや、牧歌的な作風、名前からはちょっと意外で新鮮です。こういう種の詩は結構好き。でも好きだから物足りないっていうのが本音かな。もっといろんなものたちとの交感がはじまって、その小さな視点からストーリーが始まって、現実に戻るっていう、宮崎駿十八番の展開とか、なにかそういう重厚感がかわいさの中に欲しかったかな。かわいい詩で終わってしまったのが残念。でも、写実的な筆力は確かだと思う。









「お客さん終点ですよ」

「いやいや、笑点です、いやむしろ、所さんの目が点です」

「来来キョンシーズのテンテンだすか?」


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