かなこ/nemaru
 
はカナコとフォークデュオを組んで「カマドウマの唄」でデビューする、と、そういうことか。しかし、カマドウマから一気にふじっこのお豆さんになると、赤とんぼが一気にかきのたねになってしまうので、「カマドウマ、カマドウマ、足をとったらコンデンサー」という一節を付け加え、そして次に触覚を毟る事により、ふじっこのお豆さんに着地するのである。そしてここで「あのねのね」が出てくるということは、先程の「トンボ」ともリンクしていて、「羽根をとる」「足をとる」という行為には、この問題の解決にとって、非常に重要な示唆が含まれているものと確信する。飛べないという事に関しては、カマドウマはキウイと協力関係を結ぶべきかもしれないように、彼等の暮らしぶりは羽根がないことで非常に似通ったものであり、俺とカナコとのこれからの生活のヒントにもなるであろう。
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