足のうらで生きる/吉岡ペペロ
 
二つに一つではなく

二つにして一つ

それが足のうらで生きるということ


とおく球場が夜空に灯っている

町あかりが滲むように澄んでいる

ぼくらは史上最強のまんなかだ


二つに一つではなく

二つにして一つ

それが足のうらで生きるということ









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