あえない人を想う夜/
朧月
本気で怒ることがない
自分がだんだん薄くなっている
どうせ
と毎日言う
おいしくなくても食べるごはんみたいに
いちいちいいわけをする
おふろで
だれもみていないのにうつむく
そういえば天井どんなだっけ
そんなこんなで今日をこえても
おなじ気分で明日になって
あなたに今あえたなら
またちがうのかな
ほしをみる
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