ボボ・アルゼンチン「ちん毛」/花形新次
 
あなたが私の毛に触れた
あの時の感触が忘れられない

何故こうなってしまったの?
返事はないのに
繰返し問い掛けてしまう

あなただって真剣だった
それだけは信じてる

だって
あなたの指が
微かに震えていたから

(ボボ・アルゼンチン詩集「イタイの通り越したもん勝ち」より)




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