2015年のデロリアン/るるりら
 
人も居る

2015年のデロリアンは やってきた
思い出を乗せたたくさんの車を 野外映画館に すべてを縦列駐車させて 
ただひとりの大好きなあの人の隣に 座るために

病と情熱が、現実を現実にしてゆく
たとえ この私自身が いつか死病に苦しむ日がきたとしても
あらゆることが 病ではない理由で 消える日がきたとしても
いつだって どこにでも行くことができる車
2015年のデロリアンは わたしの元に やってきた
いままさに、飛ぶために




***改訂箇所のお知らせ***
昨日、アップさせていただいた 本作品ですが、
三か所変更させていただきました
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