”ネット詩”を経由して―/オダカズヒコ
 
ているよりほかなく、退院後パーキンソンの症状が著しく悪化した。動き辛さ、ただ存在しているだけでさいなまれる全身の苦痛、不快感、、、一日24時間・365日、これから解放されることはほとんどない。生ごみの袋のような体を古くて重い金属の潜水スーツに押し込められ、胸までの泥水が流れる暗渠を行進している。焼き場に向かってだ。心身の痛みを理解し共有してくれる者はいない。私も自信の苦痛に飲み込まれて他を見る余裕皆無だし。』

『』でとじた箇所が引用部です。

パーキンソン病という病名が出てきます。
blogでみられる彼の手記はとても貴重な「資料」ですが、内容がややバカっぽいので
嘘か誠かわからない点もある・・。

しかし、しかしですね。

彼はインターネットと詩を繋いだ、日本の詩会の最大の功績者の一人です。
“詩壇”が彼の窮状をほうっておくとしたら、歴史的な汚点だというほかありません。











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