きみをあいすること/きみをあいすること/
そらの とこ
きみの皮を剥ぐように
愛を謳った
きみの骨を食むように
愛でていた
それが恋だと思ってた
それが愛だと押し付けた
ボロボロになった
きみは
笑いながら泣いて
泣いて
わたしの足と
きみの足に
絡まる
かせを
やさしく撫でた
わたしには決して向かない
愛撫だった
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