雨降亭/
Debby
フォンの充電残量に危機感を感じたりする。
何かが少しずつ変わっていくのを感じている。
取り残されている気もするし、置き去っている気もする。
でも、そういう違和感はもうずっとそのままなので
それがなくなったらどうなるのかすら想像できない。
いつの間にかそんなふうになってしまった。
ウェイターの手に持たれたあなたの皿が近づいてくるとき
どんな顔をして待っていればよいのか
あなたは未だにわからない。
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