鳥角度/nm6
 
 
 
 
 
鳥角度、見た(ぼくの)ひとにちを終電車、ふりかえり逃げる。どうしてあんなことを(こどもの)と流れてゆく(せせりだしてしまう)蛍光灯。つるつるとした(足の爪で)金属の棒にもたれかかり(2000の)キャラメル色の毛糸の帽子の女の子。寝ている、ふわふわと(四角い穴が空いて)。



アが
閉まる
ときに鳴
る、注意音
がスピーカー
でゆがんでいる。
        ぼくは本の、ページをめくる。
        
        



鳥角度、フライ(飛ぶ)弓に乗せられて空中。そうでもないと思った(未来とか)雲のつかめなさが(斜め上の)たゆたう
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