Untitled Knowledge/坂之上放肆
ーケストラの奏でる雅楽
武満徹の静寂の中の悲鳴
いつの日だか手中に収められた自分には
生きるのに相応しいとしか思えない悲鳴に
も似たSigur Ros真っ只中のラインの通知音
取り敢えず今よりは生きていた頃に出会った名前が
ボクのケータイにまた傷をつくる
そうしてその名前もまた傷を負っている
被害者加害者の混沌のこの走馬燈
行けずに行かないつもりのこの痛ましいMy Lifeを
いつまで記述し続けるの
締め切りはいつなの
教えてよ
先生
いつまでこのMUSEを
ボクは聴き続けたらいいの
あと何時間聞き続けたらいいの
教えてよ
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