しょうがない日本政府の遺伝子/イオン
太平洋戦争を終わらすため
日本への原爆投下は「しょうがない」
二〇〇七年六月三十日に
日本政府の防衛大臣はそう言った
原爆投下は、日本を降伏させて
ソ連の参戦を食い止めるために
あり得る選択肢で「しょうがない」
日本がドイツのように
東西に国家分裂せずに済んだという事が
発言の趣旨である
しかし、見せしめとして
原爆投下は有効であったと
暗に語っていることになり反感を買った
これは、アメリカ側の見方の一つを
紹介したに過ぎないとの擁護もあったが
防衛大臣の立場での発言である
世論から辞任に追い込まれた
この日本政府の
しかも防衛大臣の発言は
福島県
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