花火/
レタス
混沌の匂いのなかでの異臭を聞きながら
全てを満たす街
わたしは此処で生まれ
多分ここで死ぬのだろう
この街の匂いを聞きながらきっと彷徨う
混沌の魅力の中に
すずろに歩く
もうすぐ花火が咲く河原を彷徨い
浴衣姿に汗をかく
真夏の匂い
花火のあとはちゃんこ鍋を
そして明日を生ゆく
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