×××××××の恋人でした私は
同一の音律で
異なる言葉を紡ぎ続けました
ビタミン剤
青いコンビニエンスストア
小劇場で観たマクベス
同一の脚本で
とても同一な椅子の形状で
観客は演劇の再生装置でした
×××××××と呟いた時
浮かび上がる色彩は決まってピンクでした
イヤーマフ越しにスピーカーを鳴らし街を歩いても
目に付くのは採掘場の亡霊ばかり
採掘場の亡霊ばかり
路地裏だと
なおさらでした
路地裏だとなおさらでした
路地裏だとなおさらでした
マクベスの椅子
黄色いコンビニエンスストア
停電の夜
赤色の信号が点滅することもなく
黒色に変わるやいなや
人々は歩き始めました
それなのにお前ときたら×××××××
×××××××
嗚呼×××××××