クルックドゥー!糞尿死から飛びたて!/瓜田タカヤ
 

股間に鳩の生首を装着している姿を見られるかも知れない事を考えて
羞恥と快楽への期待感で顔が赤く興奮していた。

それは、まるで
この
クソまみれの世界で

窒息しそうな子供に見えた。

鳩は糞まみれの世界で、窒息死した。
太陽
黄身の巨大が粘つく午後

俺は、彼の股間に装着され昼間の町へと飛び出した。

「クルックー!クルックー!クルックー!クルックー!
 クルックー!ドゥー!!」



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