心理学にフロイト主義なるものがあるのか?フロイト評論?/銀馬車でこい
。実に相互理解において協調できる個性、自己主張、自己実現を行なう個性を、大きく認めてゆくための実際的な「人間心理考察」がより、必要不可欠だろう。
その後の、フロイト以降の汎性欲論により、はっきりと、継承して掲げた場所があっただろうことが確かである。それについては、中々書籍には出てはいないが、おそらくフランスにあったのではないかと著者は、思っている次第である。加えて,ヨーロッパにおいて,最も医学が古くからの先端域だったイタリアにも,根強かっただろう。特記しておくこととして,同時代に,エロスに関して,センセーションを巻き起こした文学運動が,イギリス,フランス,イタリアを中心に起こっている。それ
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