片付けたっておもちゃ箱の中はグチャグチャ ― ホロウ・シカエルボク × 烏合路上 ある日の対談 ―/ホロウ・シカエルボク
うね、出来てないのに話すのもなんだけど…(笑)小説よりは映画のほうが詩に近い、と思ったね。」
烏合「てぇと?」
ホロウ「イメージの羅列で出来たいくつかの小さな流れを繋げて、大きなひとつの流れを作るわけよ。」
烏合「ああ。」
ホロウ「まあ、そこへいたるまでの面倒臭さは、詩の比ではないけどね(笑)でもね、手がかかる分ポエジーとしては詩よりもダイレクトな部分がある。」
烏合「でも、映像で表現するのは危険だよね?下手したら限定されちゃう。」
ホロウ「どうだろうね、いまのところそれは感じてない。ただその、手段が多過ぎて参っちゃうみたいなのはある。まだよく判らないから。」
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