片付けたっておもちゃ箱の中はグチャグチャ ― ホロウ・シカエルボク × 烏合路上 ある日の対談 ―/ホロウ・シカエルボク
 







六月某日、高知市内某所…

ホロウ・シカエルボクはすでに席についていた。約束の時間を少し過ぎてやってくる烏合路上。








烏合「やあ。」ホロウ「久しぶり」

烏合「まともに会うのは初めてかもね。」ホロウ「そうだね。」烏合「もともと僕は散文担当だったから。」

ホロウ「まずは、某賞三次落選、おめでとう。」烏合「うるせーよ(笑)」

ホロウ「そもそも、なんでラノベの賞なんかに応募したの?」

烏合「なんでもいい、って書いてあったからだよ。」ホロウ「(笑)」

烏合「まあね、評価自体はよかったから、結果には満足してる。」

[次のページ]
戻る   Point(1)