With 「Forty Licks」/ホロウ・シカエルボク
 




きみの瞳に隠れている世界のワナ
欺瞞の眠りを泳いでおれは
夜が明けるころには疲労困憊さ


キャロットとハチミツでこしらえるジュース
チーズを存分に溶かしたトースト
FMは囁くようにバロックを流して
おれはそう、ロックしたいとうなだれているばかり


夜明け前の消防車のサイレン
まるで隣近所が炙られているようなやかましさ
水のにおいと焦げるにおいが流れてこなかったから
うろたえることはなにもないんだと気づいてまた眠った
コンビニ全焼だってさ
初音ミクが焼け焦げていた


なにもすることがなく、あるいは
なにをする気にもならなくて
ストーンズ
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