LEMONADE/opus
 
別に嫌いな訳では無い
でも現実から脱却する上では
そうするしかなかった
そうしなければならないと思った

そして、
彼と別れて
3ヶ月
目の前にあるのは
でこぼこのコンクリート
常に照る太陽は
いつだって私を糾弾する

そこまでが袂で
そこからが分岐
あるいは、そうして嘆いて
過去を美化させる
あるいは、いいや、私はこれからだと
まるでキッズリターンみたいに
自分を奮起させるか
がむしゃらにやるのか
あるいは、新しい彼を見つけるか
(それだって、良いやつもいれば悪い奴もいる)

プールサイドで
青空を眺めながら
レモネードを飲む
享楽的な音楽が遠くで流れている
自分は悲惨だけれど
そんなの関係ない
あなたにはね。

まぁ、だから、
別にどうだって何だって良くて、
これからどうしてやろうかしら、
とそう思う事が大事で
そういう風にシフトしているんだけど、
結婚している時にこういう事しとけば
別に全ては解決してたんじゃかいかな?
とか思って飲んだレモネードは
なんだか、とても酸っぱい感じがした


戻る   Point(0)