時の中心で/
YAMATOMO
ある都会の交差点
溢れるような人混みの中で
オレは一人佇む
思いっきり息を吸い込んで
「ふとんがぁぁ〜〜ふっとんだぁぁぁ〜〜!!」
すべてが止まって
360度から冷たい目の嵐
でも
ほんの数秒で元通り
交差点はまたいつもの喧騒を取り戻す
所詮オレの力なんてこんなものだ
自分の限界を知ってオレは去っていく
吹き荒れる冬の風はまだまだ優しくない
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