臨死体験/
捨我
ベットの上に横たえて
死体のような日々は過ぎる
頭は割と冴えてるが
歩くことすらままならねぇ
ダラけてるわけじゃないさ
病気でもないよ
大げさにしないでくれ
眠れやしないだろう
遠く街の音が聞こえる
世界は動きを止めたりしない
どうせ僕は関係ない
お互い様だろ
そんなもの
閉じた目に浮かんだのは
子供の頃の僕だった
笑えるぐらいのリアリティに
僕は涙を流していた
ただただ涙を流していた
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