思春期からの/群青ジャム
 
14歳の私があの薄暗い通学路で、ぶすくれた顔をして立っている。
酒が飲める年齢になっても、給料をもらえる立場になっても。

私はつまらないきれいごとと、卑屈な愚痴のどちらかをこぼす。
所詮何も知らない良い子ちゃんであると同時に
ふてくされた子どもみたいな歪んだ不満感に
溢れているから。

世間の常識、ある種の陰謀論が知りたい。
だけれども、人としてやわらかい部分はなくしたくない。
これは感情の発露だ。

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