空箱(格言詩)/
アラガイs
先にあなたから色芽を結びます
空けないことにはわからないから
柄の選択に迷うことになります
わたしが降りてきて
これでからだからはなれてしまう
味覚をもしも言葉で補えるならば
詩とは文学を包み込んだ包装紙のようなもの
得てして中身までも食べてしまうものなのです。
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