信じたくないのは、自分が楽なだけ/opus
心の中の言葉
感情の形
実像との差異
何が本当かわからない
気持ちが溢れて
流れる涙が
現実に沿っているのか
ドラマを踏襲したのか
浮かびあがる気持ちが
首を締める
目の前で
君が泣く
泣いて欲しくない
不快だから
これは真実か?
喉の奥からこぼれ出る嗚咽
吐き気
言葉と感情の乖離
あるいは現実が客観的に処理してくれることが救いとなる
それに心が反発することで
逆に行為が正当化される
泣かないでくれ
泣かないでくれ
泣かないでくれ
少なくとも僕にも大切に思ってくれる人がいる
お願いだから
泣かないでくれ
僕は僕を正当化したいだけなんだから
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