マグリット展に行ってきました/ふるる
 
「絵を描くことは問いかけに答えるようなものだ」とも言いました。例えば、「家」という問いに対する答えとして、『弁証法礼賛』という作品を描いたりしています。なんでこれが家に対する答えなのかよくわかりませんが、画家にとってはそうなんでしょう。こんなふうに、マグリットにとっての「答え」だった作品たちを見ると、逆に問わずにはいられません。
何故こんな絵を描いたのか?この絵に込められた意味は?この絵の題名の意味は?なんでこんな不思議な気分になるんだろう?何度も登場するこの人物は誰?
それに対する明確な答えはなくて、見る人は答えを探し続ける楽しみ、答えを探さずに純粋に絵を楽しむ歓び(色彩や構図、絵画と写実の
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