マグリット展に行ってきました/ふるる
 
ことをつい考えてしまう。(ああ、この絵はあれを描いたものなのね…と思っちゃうし、もとネタを重視したり、どのくらい似ているか、と考えてしまう)とか、絵の中に文字を入れちゃいけないっていう思い込みとか。でも、もっと自由でいいんですよね。文字を絵の中に取り込んでもいいし、もとネタを重視しなくたっていい。今でこそ、文字と絵の共演みたいな絵は沢山あるし、ウォーホールの作品なんて、もとネタのスープ缶とあのコピー群がどのくらい似ているか、とかスープ缶にオリジナルとしての優位性を見る人はいない。純粋に、作品そのものを楽しんでもらうことに成功していると思われる。カンディンスキーのコンポジションしかり。
「絵」だけ
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