アー・ユー・パッショネイト?/ホロウ・シカエルボク
「朝の祈りを夜まで持ち越すわけにはいかない」ときみは美しいキャンドルを叩き壊してご満悦、でもおれはそんなきみの姿にこっそり吐気をもよおしている…インディペンデントのスピリットを取り違えているきみ、そんなきみの願望はきっと偶像視されることさ―たいして高いものでもない香のかおりでスペシャルなステージに行けるときみは言う、そんなところに行けるチケットを手にしたことなんか一度もないくせに…きみが口にする希望は、純粋は、いつでもどこかいいわけがましいんだ、イレギュラーなインパクトを狙わなければきみは自己主張すら出来やしない、きみがしたいのは自己主張なんじゃないかって、ときどきおれはそんな感じを受ける
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