「自称詩」こんなにも愛しい/花形新次
 
いつもきみがそばにいる
振り返っても
両手を差し出しても
鏡を覗いても
分からないけれど
気配と洗った髪の匂いがする
僕の周りの空気が
温かく澄んでいる
それはきみがそばにいる証拠でしょう?

たまに自撮りすると映り込む
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