魂/
IMAGAMIMAGAMI
背伸びをしていた幼子が
やがて高い視点を持つように
何はなくともお前の魂は
ゆくゆくは輝くだろう
磨こうとして
擦り傷だらけにならないくていい
鈍い光を孕んでも
摩耗していくよりマシだろう
見ろ
お前が削いだ魂は
結局誰かを太らせるだけだ
己の光を愛せ
己の心を愛せ
魂はそうやって育むべきなんだ
戻る
編
削
Point
(1)