「自称詩」医師/花形新次
 
肛門科の医師で
自称UFO評論家である私は
今こうして
私の前で四つん這いになっている
貴女に対して
医師として接するべきか
それともUFO評論家として
接するべきか思案している
貴女の肛門を見る限りは
どうやら金星人に
インプラントされた形跡はない
しかし、その暗黒の世界は
すべてを飲み込んでしまう
黒穴のようにも見える

試しに指を入れてみた

アッ!

手袋するの
忘れた・・・・
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