酔い待ち/
捨我
鈍痛で目が覚める
平日の昼下がり
調子が悪いんだ
いつものことだけど
気つけのアルコール
ツマミが無いな
まぁ別にいいか
たまにはいいもんが飲みたい
不健康な幸せだな
噛みしめるほどのものじゃない
長生きはできそうもない
必死こいてする気もない
生きてるだけで素晴らしい
そんな嘘は聞き飽きた
自画自賛にも力がいる
空っぽだったら尚のこと
時計は止まってる
それでも陽は沈む
落ちはじめたら早い
重力は強い
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