虹が丘のひみつ(続 チョコチップクッキーは大切なお友達に)/とよよん
 
ていた

ハイハイでやっと通れるくらいの 木の穴をくぐると
ちいちゃんの秘密きち

ミカは虹の粉をおねだり。大きな瓶をとりだして

ちいちゃんは、くまのおおきなぬいぐるみのはなにとまると、
うごきはじめ、へやのおくから銀色の缶をもってきました。
中身は虹色の粉。

「ちいちゃん、スプーンかして。すくってビンに入れたいから。」

くまは棚の方へ向かおうとしました。そのとき

「ねえ、ちいちゃん、この虹色のお砂糖、とてもおいしいでしょ。これはどうやって作ったの?」

くまのけむくじゃらの足がとまりました。

「どうしても、知りたい?」

ちいちゃんがミカの頭の
[次のページ]
戻る   Point(5)