2015鑑賞映画採点及びひとことふたこと?〈3/10〜20〉/平瀬たかのり
 

やっぱり話は単純でいいのです。その中に起承転結がキチッと決まったエピソードを過不足なく収めることができるか、そして美しい結末に持っていけるか、それがやはりサスペンス映画のキモなのです。

○勝利への旅立ち
 弱小バスケ部が敏腕指導者によって強くなり勝ち上がっていくという王道熱血スポ根もの。悪い作品ではありません。爽快感もあります。ただやはりボクは「ベアーズ」のような泣き笑いがもっと散りばめられた中でこういうお話を観たいのだなあ。
 メンバーそれぞれのキャラがイマイチ立っていなかったのと、試合の場面でシュートシーンばかりがスローモーションでクローズアップされていたのが難点だと思いました。
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