瞳/
佐藤伊織
子供と一緒に笑いながら読みました
解読された暗号が絵本がこぼれ落ちて流れて海へかえっていきます
昨日の子供はもう笑っていません
道のむこうがわでこちら側を向いてはこぼれ落ちて吸い込まれていきます
きっとわかってしまう
こうして今こうしていることが
うつむいて君が綺麗な石のような瞳でしていることも
やがてこぼれ落ちていく
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