侍ジャパン 2015年初陣/チカモチ
こそスタートの一歩が全然違うし、余裕を持って落下地点に入ることができるのです。
試合全体を通してそういう姿勢でいるのだから、疲れ方が全然違うと思います。マウンドやバッターボックスと違って観客には気づかれにくい。でもそういう選手のワンプレーで試合が決まることもあります。それは場当たり的なものではなく、日々の努力と一試合を通しての集中力の産物です。それができる選手は無条件に敬意を払えます。
ちょっと飛躍しますが、人生についても同じことが言えると思っています。たとえば誰かが死んだとする。死んだときになって初めて「もっと優しくしておけばよかった」と涙を流すことは、この世でもっとも馬鹿げた後悔のひと
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