海の繁華街/
コトバスキー
縮こまった体で
目玉は泳ぎだし
（すいすい）
ヒラメはこっちを見返した
（じろじろ）
気づけば海ぶどうの外灯は
（ぽつぽつ）
少しずつ光を失って
（ぷつぷつ）
気づけば僕は
（ぷつぷつ）
電車の来るはずもない無人の駅で
（ぷつり）
意識を失った
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