愛を感じる/短角牛
じるけども
幼稚園時代 虐められまた守られていた僕が
いまや少しは親兄弟を気遣います
全く充分ではないけれど
思い出がないと嘆いているいまも
きっと思いでいっぱいの未来に繋がっていく
確信はないけれど
見えないところでもがいたりもしている
ズルをする時もある
どちらが本当の自分かは曖昧だけれど
誰のおかげのいまの自分か
突き詰めれば全てのおかげだけど
やっぱり自分で生きていた
1人じゃ金もなくていきて来れなかったろ?
いやいやそうじゃない
庇護がらなければとっくに落ちぶれていたろ?
いやいやそうじゃない
どんなに守ってくれたって
どんなに愛してくれたって
自分で、考えてきた
自分で、無目的に生きてきた
自分が、選んできた
自分を、進めてきた
そこに、感謝している
そうしてこれた原因の全てに、愛を感じる
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