愛を感じる/短角牛
 
じるけども


幼稚園時代 虐められまた守られていた僕が

いまや少しは親兄弟を気遣います

全く充分ではないけれど


思い出がないと嘆いているいまも

きっと思いでいっぱいの未来に繋がっていく

確信はないけれど


見えないところでもがいたりもしている

ズルをする時もある

どちらが本当の自分かは曖昧だけれど


誰のおかげのいまの自分か

突き詰めれば全てのおかげだけど

やっぱり自分で生きていた


1人じゃ金もなくていきて来れなかったろ?
いやいやそうじゃない

庇護がらなければとっくに落ちぶれていたろ?
いやいやそうじゃない

どんなに守ってくれたって
どんなに愛してくれたって

自分で、考えてきた
自分で、無目的に生きてきた
自分が、選んできた
自分を、進めてきた

そこに、感謝している
そうしてこれた原因の全てに、愛を感じる

戻る   Point(2)