カタクリの抵抗/藤鈴呼
 

叫ぶ余裕も 無いままに

飲み下した台詞は
あっつい

誰しもが 分かる 一言でした

そんな風に 
分かりやすく生きられたら
倖せなのにね

感情や 感覚までをも
こねくり回すから
自分でも 分からなくなってしまって

新しい粘土を探し
坂の下で
転がる姿を 見定めながら

新たな形を 妄想することに
なるのですよ

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