うすごおり/そらの珊瑚
 
ったい何を信じていいのだろうかと思う。

2013年4月に、中学一年から高校一年生女子を対象として、公費助成による定期接種化された子宮頸がん予防ワクチン。中学生の娘にそれを受けさせなかったのは、そのワクチンの副反応の危険性や有用性への疑惑があることをネットで知った私の危惧からである。それまで私はワクチンが人体にとって危険な劇薬ともとれるものだと知らなかった。テレビ等でそういったことを報道されたことは記憶にない。友達のほとんどは受けたと聞き、その選択をしたことはもしかして間違いだったのだろうかと少しぐらついた。接種した娘の友達の一人は、接種してから数日間、かなり強い腕の痛みが続いたそうである。
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