一陣の想像/凍月
たとえば
今君が僕を好きと言ったとして
僕はどう思うだろう?
最近、怖いんだ
何か生み出したいのに
何も生み出せない事が
自分には何もない空虚
それを飲み込む事が
重いんだ
真っ白なままのキャンパスが
原色入り混じる半狂乱の脳内を圧迫する
空っぽが怖い
空っぽが怖い
何も遺せず消えていく
そんな自分の運命が怖いんだ
辛いんだ
どうしようもない自身の軽さが
受け入れるしかない
それがまだ分からない
見ろよ、あの三日月を
何にも感じないね
何にも無いよ、何にも無いよ
月は灰色なんだ
青い砂漠なんて無いんだ
何も言わず
何も応えず
ただ黙ったまま
血流の逆流にフラッシュを
死んだ目で口角を上げて去るだろう
戻る 編 削 Point(4)