○○。/梓ゆい
気持ちを、大きく放つ。
砲台を唇に
爆弾代わりの言葉をセットして。
(囁いて・問いかけて・叫んで・・・・。)
零れ落ちる感情を
受け止め切ることが出来ない。
あなたの居る、半径一メートル以内は
何よりも尊く高貴に見えた。
レンズには収まることの無い
自然のままの美しさのように。
(焼き付けると言う行いは、最大の愚行。)
良いものだけを残し
否定のまま生きようとする人が居るから・・・・。
○○を、大きく放つ。
気持ちという導火線に
声という火を付けて・・・・。
それがいつか
二重丸の着地点に
落ちてゆく様に。
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