酷寒の孤独/鵜戸口利明
 
絶対零度につつまれたぼくの体は
凍えているけど僅かな温度がある


 たれもいらない
 煙草20本 酒一升あれば
 一日は堪え忍ぶことができる


  泥酔し煙草を手に取ると
  どこかから人の声が
  きこえてくる
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