朝の虹/
灰泥軽茶
朝起きて外へ出ると
雨がぱらぱら
風が吹き
雲は流れて晴れてきそう
私は人の流れにのみこまれ
あちこちからくる人や車に
水たまりやつるつる滑る縁石を
おっとおっととと
自転車と傘で
バランスをとりながらよけて走る
いつもの道
いつもの角を曲がると
どでかい虹色のバームクーヘンが
バームクーヘンのような虹が
信号機の向こうから
のっそりと伸びていたので
立ち漕ぎして
急いで向かっていった
戻る
編
削
Point
(4)