奇世の泡粒(xeno-pop)/なけま、たへるよんう゛くを
り}布 がばい婆さん生家にふたり 深い森から毒の桶
亡い事でこの体を満たす端々に顕れる知能の肩掛け鞄 近いうちに電車電解質然と後悔は気張れど空
よくも削った夏は済み春には火災が始まった 絡む大木(たいぼく)鳥の影 美醜に勝る蟹の餌
さんと来 しんと経り すんと擦らし せんとごねたら そんと不遜なり
家内の頸椎滑らか鉛 囚人の頃に日々を似た
なにを繋がり日々紡ぎ 染めい吉野の追い鰹 果敢のくるみでたてかえて 陣の自戒のレール上 さらばえるもの酒場白湯(さゆ) 倉庫に籠もれビート板 案内人からどやされる
語意のリズムがしみじみ地力、摩訶の熱力飼い馬(かいば)力 丸い形
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